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世界は、ちょっと切ると面白い。AI画像生成で使える断面図プロンプト9選

Hiroki Maejima

家もカフェも宇宙船も、中が見えると話が変わる。断面図AIプロンプト9種類を、用途と具体例を添えて紹介します。伝わらないもどかしさを、気軽な創作の入り口に。

湖を望む作業机で、住宅・キャンピングカー・宇宙船の断面模型を眺める人物

頭の中にはあるのに、うまく伝わらない。「ここに書斎があって、その隣がリビングで……」と説明するうちに、自分でも何を話しているか分からなくなる。家づくりでも、お店の相談でも、そんな瞬間はありませんか?

そんなとき、説明をもっと頑張る前に、壁を一枚なくしてみる方法があります。もちろん、現実の壁ではありません・・・そこでハンマーを持った方、いったん置きましょう。笑

外側の一部を開き、中の部屋や仕組みを見せる「断面図」の話です。中が見えるだけで、話の入り口が変わります。

今回はPrompt Cityの断面図プロンプト9種類を紹介します。 住宅から地下都市、宇宙船まで。「仕事に使えそう」でも「単純に中を見たい」でも大丈夫。気になるカードから、自分が見てみたい世界を選んでください!

住宅・カフェ・工場・地下基地・宇宙船など、断面図で広がるさまざまな世界

見えないから、伝わらない。なら、中を見せてしまおう

ここで紹介する断面図は、寸法を記す設計図というより、外観と内部を一緒に眺める説明用のイメージです。壁や外板を部分的に取り除き、「この部屋はどこにつながるのか」「この大きさに何が収まるのか」を同じ画面で見せます。

間取りの相談なら「広々しています」の代わりに、キッチンから食卓、その先の居場所まで見せてみる。商品の紹介なら、内側の層や部品の関係を見せる。言葉を増やすより、話し合うための共通の景色を一枚用意する、という使い方です。 会話の迷子センターを、頭の中から一枚の絵へ移す感じです。そんなセンターはありませんが。笑

実用だけが魅力でもありません。小さな部屋の灯りや椅子を見ると、「ここでは誰が何をしているんだろう」と想像したくなる。仕組みが分かる楽しさと、秘密基地をのぞく楽しさ。その両方があるのが、断面図のずるいところです。

間取りの説明が苦手なら、家を開いてみよう

最初は、住宅などの建物をリアルな断面図にするプロンプト。部屋の位置や上下階をつなぐ階段まで、一枚で見せるためのものです。家族で住まいの希望を話すときや、リフォームの相談用イメージづくりに選びたい一枚です。

架空の家なら「玄関の隣に土間があり、奥に小さな作業場がある2階建て」と指定してみましょう。「おしゃれな家」だけではぼんやりしていた希望も、道具をしまう場所や休憩する場所を考えると、自分の暮らしの話になってきます。「世界に一つの理想の家」が、まずは「掃除機をしまえる家」に着地する。それも大事な理想です。

実在する家なら、外観写真に加えて間取り図や内部写真を用意します。できた画像は正解ではなく、「ここは好き」「このつながりは違う」と話すための一枚に。うまい説明ができなくても、指をさして相談を始められれば十分です。

「いい感じのカフェ」を、ちゃんと居たくなる店にする

カフェやお店を考えるとき、照明や家具には夢が膨らみます。でも、お客様がどこで注文し、スタッフがどう動くかも気になるところ。このプロンプトでは、客席・カウンター・厨房・裏方のつながりを、店全体の中で見せます。

たとえば「本を読む席と、ふたりで話せる席がある小さなカフェ」。架空の店を描けば、内装の好みから過ごし方の相談へ進めます。「この席なら長居したい」「受け取り待ちの人はどこに立つ?」と、絵を見ながら考えてみましょう。

開業前のイメージ共有や店舗紹介の説明素材づくりに使うなら、見た目だけでなく通路にも注目を。かわいい椅子を置く前に、椅子を引けるかも考える。着席するたびに腹筋を要求されるカフェは、少し落ち着きません。ただし、描かれた広さだけで施工できるとは判断しないでください。

客室写真だけでは見えない、「泊まる一日」がある

客室の写真はすてき。でも、ロビーから部屋まではどうつながっているのだろう。そんな施設全体の関係を見せたいときに使いたいのが、ホテルの断面図。客室、共用部、廊下、階段を、階ごとの役割と一緒に整理するプロンプトです。

架空の宿で「1階は読書できるラウンジ、上階は静かな客室」と指定すれば、宿泊体験を考える材料に。豪華な設備を増やすより、到着して荷物を置き、くつろいで眠るまでを思い浮かべる。建物より、そこで過ごす時間を描く感覚です。壮大な旅の物語。まずは、スーツケースを開ける床の確保から・・・笑

宿の紹介や改装の相談に活用するなら、実際の階別図面との照合を忘れずに。存在しないラウンジや、実物より広い部屋を案内しないようにします。憧れを膨らませつつ、訪れたときの期待も裏切らない絵にしたいところです。

この車の中に、週末の自由が収まっている

キャンピングカーは、外から見れば一台の車。でも、中には寝る場所や収納がある。その小さな空間の使い方を見せるのが、車内の断面図プロンプトです。車の外形を残して描くので、車体と暮らしのスペースを見比べられます。

まずは「駐車中の就寝レイアウト」のように場面を一つに絞ってみましょう。荷物や靴はどこに置くか。入口から寝床へどう移動するか。購入検討の相談や車両紹介で、装備の名前だけでは伝えにくい使い方を話す材料になります。

座席がベッドに変わる車なら、両方を同じ場所に重ねないことも大切です。実在車は外観・車内写真・レイアウト図をそろえ、実際の広さは別に確認を。眺めながら週末の行き先を考え始めたら、もう少しだけ旅が始まっています。実況すると「行き先未定、気持ちだけ先に出発しました」笑

「何をしている会社?」に、工場の中から答える

工場の説明には、設備や工程の名前がたくさん登場します。初めて聞く人は、全体のどこを話しているのか迷いがち。このプロンプトは、材料の受け入れから加工、組み立て、検査、出荷までを、工場の空間と一緒に見せるものです。

架空の家具工場なら、木材が部品になり、家具として送り出される流れを描いてみる。会社紹介や採用説明、見学前の説明イメージに使う発想です。機械を並べるだけでなく、人が何をしているかにも注目すると、伝えたい仕事が見えてきます。「すごい機械です!」の一言で済ませていた説明担当の自分にも、そっと救いの手が伸びます。笑

実在工場では公開してよい資料だけを使い、機密情報や未確認の設備を入れないようにします。工程のつながりも点検しましょう。安全審査用の図ではありませんが、まず全体を知ってもらうための、話の土台にはできます。

外から見えない工夫こそ、見てもらいたい

商品のいちばん伝えたい工夫が、外から見えないことがあります。層の重なりや空洞、部品の接続。その関係を組み上がった状態で見せるのが、商品・機械の断面図です。部品を離して並べる「分解図」とは、見せ方が異なります。

最初は、初期設定の架空の保温ボトルなど、形が分かりやすいものから試すのも一案です。内側を眺めながら、どの部分を説明したいかを考える。商品ページやプレゼンテーションの説明案、学習用イメージにも応用できそうです。

実在商品は構造図や部品図を使い、外観写真だけで内部まで再現できたことにはしません。画像だけで性能を証明しないことも大切です。格好いい歯車を足すより、実際の工夫を丁寧に見せる。その誠実さも一緒に届けましょう。歯車を増やせば説得力も増える、という『歯車盛り理論』は今ここで却下です。笑

リアルさを少し手放すと、見えてくるものがある

ここからは、少し遊びのほうへ。模型を眺めるような「アイソメトリック断面図」のプロンプトもあります。斜め上から部屋を見渡し、家具や階段、空間のつながりを描くもの。写実的な質感とは違う、小さな世界の楽しさがあります。

たとえば「本棚と大きな机がある、ひとり用の仕事部屋」。木製模型の質感にすれば、まだ存在しない空間を手元に置くような気分で考えられます。部屋づくりのアイデア共有や、ブログの挿絵、創作の舞台設定にも使いたくなります。

建物のリアルな断面図が素材感も含めて空間を伝える選択肢なら、こちらは模型のように構成を眺める選択肢。優劣ではなく、見せたいものに合わせて選びましょう。写真のようでなくても、好きな場所が分かる絵なら立派な一枚です!

地下に図書室があってもいい。誰にも頼まれていなくても

地上には静かな森。その下には読書室、作業部屋、食堂のある秘密基地。そんな架空世界を考えるプロンプトです。地下都市にも広げられますが、最初は数層の小さな基地から。「自分なら何を持ち込むか」を考えるだけでも楽しめます。

上の階には人と過ごす場所、真ん中には集中する部屋、下の階には暮らしを支える設備。全部をすごい装置にする必要はありません。よく座る椅子や、お茶を入れる台があるだけで、その場所は自分のものらしくなります。

小説やゲームの世界観づくりにも、自分だけの遊びにも。毎日「何の役に立つのか」を考えて疲れた日くらい、地下に読書室を作る理由は「欲しいから」で十分です。画像の中なら、工事の見積もりも必要ありません。地下の読書室にお茶とせんべいを置く。秘密基地としての緊張感は薄れますが、居心地はよさそうです。笑

宇宙船にも、くつろぐ場所は必要だ

最後は地上を離れて宇宙へ。操縦室、居住区、貨物室、機関部を船体の中でつなぐ、創作用プロンプトです。外観が格好いい船から、「この中で旅する人がいる船」へ。寝床や共用室を考えると、物語の気配が生まれます。

初期設定の小型探査船で、どこで休み、仲間と話すかを想像してみましょう。SF小説やゲームの設定画、オリジナル作品のアイデアにも。大きさを競うより、「この船に乗りたい」と思える場所を一つ作るほうが面白いかもしれません。

既存映画の船をコピーせず、自分の設定で組み立てるのがこのプロンプトの方向です。もちろん、実際に飛ばせる設計図ではありません。それでも「機関部の隣の寝室、うるさくないかな」と考えると、宇宙が妙に身近になります。銀河を越える壮大な航海にも、寝室の位置問題はついてくる。急に不動産相談です。笑

「全部おまかせ」より、見せたいことを一つだけ

気になるカードから詳細ページを開き、プロンプトをコピーして画像生成に対応したAIへ。角括弧の入力欄を置き換え、必要な資料を添えます。「寝床と荷物置き場の関係を見たい」など、目的を一つ決めると見直す基準も持てます。

実物の説明か、架空の創作かも最初に分けましょう。実物なら利用・共有してよい図面や写真を用意し、不明な内部を推測で埋めさせないこと。架空なら「創作案」として楽しみます。見た目が自然でも、構造が正しいとは限りません。

住宅やキャンピングカー、宇宙船などの断面図カードを並べたイメージ

出力後は階段のつながり、通路、家具や人の大きさを点検し、実物なら資料とも照合します。修正は「家具は変えず通路だけ直す」など、範囲を絞って。「もう少しいい感じに」だけで往復している私たちへ。AIも、いい感じの住所までは知りません。設計・施工・安全性・性能の判断を、この画像だけで済ませないでください。

最初から全部を説明しようとしなくて大丈夫です。作り込んだ絵より、「この場所が好き」と言える絵のほうが次の会話につながることも。完成度を競うためではなく、見たいもの、伝えたいものを見つけるために使ってみてください。

壁をなくしたら、必要だったものが分かった

中を見せる断面図は、自分が何を見たかったかを考えるきっかけにもなります。人の動きが分かる店にしたい。ものづくりの工夫を伝えたい。誰にも急かされず本を読みたい。立派な企画でなくても、小さな希望から始めていいのだと思います。

説明が苦手な日は、言葉だけで頑張らなくても大丈夫。何も生み出したくない日は、架空の家を眺めるだけでも構いません。紹介した9つの断面図プロンプトから、なぜか気になるものを一つ。役に立つかどうかは、あとで考えても遅くありません。「地下三階に読書室が欲しい」と分かった。今日はそれで十分です。

# AI# 画像生成# プロンプト# 断面図# アイソメトリック
Hiroki Maejima

この記事を書いた人

Prompt City運営 Hiroki Maejima

AIの最新情報をキャッチアップしながら、その可能性を模索中。自分自身も楽しみながら学び、仕事や日常がちょっと面白くなるAI活用やプロンプトの作成・発信をしています。